お店を開店してもうすぐ2年半。
約7千本のワインを売り、30回以上ワイン会を行いましたが、その間に「このワインの味と香りはこう言う感じ」と伝えていた内容もずいぶん変わりました。
ワインを飲む回数が増え、私たちの理解が深まったことも一因ですが、やはり大きいのはお客様の声。そこで改めて、私たちのワインについてご紹介しようと思います。
今回ご紹介するのはKAZAYAKロゼ・デ・カザヤック。モルドバ南部のブドウ栽培の好適地、ヴァルル・ルイ・トラヤン地方に500ヘクタールの広大な畑を持つ、KAZAYAKワイナリーが作るワインで、チョトラ唯一のロゼワインです。
KAZAYAKのこだわりは、いいブドウを作ること、手摘みで収穫した後、さらにいい果実を厳選すること、最新設備で温湿度管理を徹底し、高い品質を維持することです。ワインは「高価」「そこそこ高価」「比較的安価」「かなり安価」の4シリーズ。このロゼは「そこそこ高価」シリーズですが、輸入当時、KAZAYAKワイナリーHPのトップを飾っていた看板ワイン。では、どんな味なのか、ワイン会でインタビューしてみました。
Q.このロゼの味と香り、一言で表現すると?
A.『キリッ!』
とにかく辛口。キンキンに冷やして飲みたい爽快なワイン。
A.『初めてのチュー』
ロゼってこんなにいいものだったとは!と思わせてくれる味。
A.「ピーチ姫」
香りが桃で見た目が可愛いけど、味は辛口スパイシー。
そのギャップもなんか姫っぽい。
A.「びわ」
第一印象は桃とプラム。
きゅうりのような青っぽさと、南国フルーツのようなトロピカルさ。
全部総合すると、びわみたい。
いかがでしょうか?表現も切り口も千差万別ですね。つくづくワインとは、表現を楽しめるお酒なんだということをしみじみと感じている今日この頃です。