南仏料理とモルドバワインの夜

こんにちは、チョトラです。

6月26日、旗の台にある隠れ家レストラン Myrten(ミルテ) さんで、
ワイン会「南仏料理とモルドバワイン」を開催しました。

今回は、料理がとても楽しい会でした。

もちろんワイン会なので、モルドバワインも主役のひとつです。
でもこの日は、お皿が運ばれてくるたびに、
「おお、次はそう来ましたか」
と、こちらの心の中で小さな拍手が起こるような夜でした。

まず前菜は、焼き野菜のテリーヌ ラタトゥーユのピューレ

色とりどりの野菜がぎゅっと重なったテリーヌは見た目にも鮮やか。
焼き野菜の香ばしさと、野菜そのものの甘みが詰まっていて、
そこにラタトゥーユのピューレが添えられます。

南仏と聞いて思い浮かぶ、太陽、野菜、ハーブ。
そのあたりが、最初の一皿からきちんと登場してくれました。
派手すぎないのに、ちゃんとワクワクする前菜です。

続いてパスタは、小エビとトマトのコンキリエ


コンキリエは、貝殻のような形をしたパスタです。
そのくぼみにトマトのソースや小エビの旨みが入り込んで、
ひと口ごとに、ぷちっと楽しい味わい。

トマトの酸味、小エビの甘み、上からふわっとかかった緑の香り。
重すぎず、でも物足りなくない。
白ワインをもう一口、と思わせる一皿でした。

魚料理は、スズキのロースト 軽いブイヤベース

これは名前からして、もうおいしそうです。
ふっくら火の入ったスズキに、貝の旨みが溶け込んだ軽やかなブイヤベース。
濃厚すぎず、でも魚介の風味はしっかり。
スープというより、ソースとしてお皿全体をまとめている感じでした。

南仏料理らしい海の香りがありつつ、
ワインに合わせやすい軽さもあって、
この日の流れの中でも、とても印象に残る一皿でした。

肉料理は、豚肩ロースのロースト 白いんげん豆のカスレ風

豚肩ロースは、しっとりとした火入れで、
噛むほどに肉の旨みが出てきます。

下に添えられた白いんげん豆のカスレ風は、
南仏の家庭料理らしい、ほっとする味わい。
しっかりしているのに、重たくなりすぎないところがいいですね。

赤ワインと合わせると、肉の旨みと豆のやさしさがふくらんで、
「ああ、これはゆっくり食べたい」と思う組み合わせでした。

そして最後は、チェリーのタルト バニラアイス添え

見た瞬間、場の空気が少し明るくなるデザートです。

チェリーの赤、カスタードの黄色、タルトの香ばしさ。
そこにバニラアイスが添えられて、
食後の気分をやわらかく締めてくれました。

ワイン会の最後に、こういうデザートが出てくると、
それまでの料理と会話の余韻が、ふわっと丸くなります。

今回の「南仏料理とモルドバワイン」は、
モルドバワインをただ飲むだけではなく、
料理と一緒にどう楽しむかを、あらためて感じられる会になりました。

南仏料理とモルドバワイン。

遠いようで、実はどちらも「太陽」「土地の恵み」「食卓の楽しさ」
というところで、どこか通じ合うものがあります。

ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
そして素敵な料理を用意してくださったミルテさんにも、心から感謝です。

また次回も、肩ひじ張らず、おいしい料理とワインを囲んで、
楽しい時間を作っていければと思います。


チョトラより

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