日本一モルドバが根付く町を知ってますか?

2月中旬。
遊びと仕事を兼ねて、山形県の西川町に行ってきました。

 

山形駅から車で30分ほど。
出羽三山の主峰、修験道で知られる月山の麓に広がる町です。

目的のひとつは「サウナ」。
西川町は県内有数の豪雪地帯なのですが、
中でも特に雪が多い志津温泉郷で「豪雪テントサウナ体験」
という興味深いイベントを開催すると聞き、訪問しました。

 

薪ストーブでアツアツになったテントに入り、限界が来たら、
雪に飛び込んだり、氷を浮かべたプール(写真)に浸かったり、
カマクラで休んだり、町の人たちとおしゃべりするなど、
心身ともにリラックスすることができましたヾ(@⌒ー⌒@)ノ

きっかけは昨年、大井町の銭湯で行った「サウナ&ワイン会」。
お客さんの中に、東京出張中の西川町の観光協会の方がいて、
その方のお誘いでした。ワイン会の出会いって面白いですね!

 

もう一つの目的は「モルドバ会議」。
西川町は山形では「カヌーの町」と呼ばれるほどカヌーが盛んで、
東京オリンピック前にはモルドバとチリの選手団をホストタウンとして
受け入れた実績があり、練習場となった月山湖には今でも、
選手団を歓迎する看板が大切に保存されています。

 

町の人たちはモルドバ選手団と触れ合ったことを大切に思っていて、
35年前から続いている西川町の伝統的なカヌー競技会の名称を
モルドバカップ」と改名するほど。
ここは日本で最も、モルドバが根付く町と言っても過言ではありません。

 

当店がワインを販売する目的は、日本とモルドバの文化交流ですが、
私たちよりももっと前から実現しているこの地域を訪れ、
町の人たちに話を聞いてみたいと思ったのです。

町とモルドバの関わりを知ることができましたし、
今後の展開も聞けましたし、会議に参加した「山武商店」さんには、
当店のワインに興味を持ってもらうこともできました。
将来、西川町で当店のモルドバワインが飲めるようになるかも?!

一覧に戻る