船旅の序章|2026年8月の記録

こんにちは、チョトラです。
モルドバを出て、ルーマニアのコンスタンツァ港から船旅を始めたチョトラのワイン。
8月1日に「MSC ALIX 3」へ積み込まれたコンテナは、黒海を南へ進み、
8月5日にトルコのアリアーガ港へ到着しました。
到着したからといって、そのまま日本へ向かうわけではありません。
アリアーガでいったん船から下ろされ、次の船に積み替えられるのを待ちます。
飛行機でいえば、乗り継ぎ空港で次の便を待っているような状態です。
そして10日後の8月15日、ようやく「MSC TINA」という大型コンテナ船に積み替えられました。
アリアーガは、トルコ西部の大都市イズミルから北へ約50キロ。
青いエーゲ海に面していますが、リゾート地というより、
石油化学や鉄鋼、物流などが集まるトルコ有数の工業地域です。
今回コンテナが積み替えられた場所は、年間150万TEUのコンテナを扱える大きな施設だとか。
「TEU」は20フィートコンテナ1個分を表す単位なので、
単純に考えても、途方もない数のコンテナが行き交う港ですね。
一方でアリアーガ周辺は、古代アイオリス地方の一部でもあります。
近くにはキュメやミュリナなど、古代都市の遺跡も残っています。
大きなクレーンが動く工業港のすぐそばに、何千年もの歴史が眠っている。
なかなか不思議な場所だそうです。

そんな港で10日間じっと船を待っていた、チョトラのワイン。
8月15日、いよいよアジアへ向かう長い航海が始まりました。
次の序章では、当時のシンガポールへの到着予定を振り返ります。
