モルドバ共和国について

モルドバを知っていますか?ルーマニア、ウクライナと接する九州ほどの国。人口は300万人。首都はキシナウ。旧ソ連崩壊で独立した東欧諸国です。

小さいとはいえ、古くからロシアと、トルコやギリシアなど地中海沿いの国々とを結ぶ重要な交易路にありました。多様な国々の影響を受け食も文化も様々です。

けわしい山はなくどこまでも続くゆるやかな丘陵地帯。そこを縫うように大小さまざまな川がゆったりと流れています。豊かな土壌はトウモロコシやヒマワリをはじめ多種多様な野菜や果実をはぐくみ、食文化を支えます。

中でも知られているのはワイン。雨の少ない気候が良質のブドウを生み、知る人ぞ知るワインの名産地です。モルドバは多彩な表情を持つ恵み豊かな国なのです。

モルドバは世界最古のワイン産地の一つで、ワイン造りの歴史は7千年前にさかのぼることができます。モルドバ人にとってワインはまさに人生の一部。大人から子供まで、食事時や仕事の休憩時間、風邪をひいたときには薬がわりにもワインを飲むとか。

多くのモルドバ人は畑で葡萄を育て、自家製ワインを作ります。ワインの味は家ごとに違い、おいしいワインが作れることは誉れでもあるのです。

伝統と品質の高さから、モルドバワインはかつてロシア王朝やイギリス王室にも献上されていましたが、その希少性から日本ではほとんど知られていません。

知る人ぞ知る「ワインの国モルドバ」、その奥深い魅力を味わってみませんか?

 

モルドバ地図

モルドバ地図

モルドバの風景 

モルドバの風景

ブドウ畑

ブドウ畑(ひき)

ブドウ畑

ブドウ畑(より)

ミレスチミーチワイナリーの巨大なワインセラー

ミレスチミーチワイナリーの巨大なワインセラー

昔ながらのワイン造りをする地元の人

昔ながらのワイン造りをする現地の人

昔ながらのワイン造りをする現地の人

昔ながらのワイン造りをする現地の人